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八王子中屋BOXING観戦ガイド
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==メインイベント==

62kg契約 10回戦
荒川仁人(⇒ブログ)
[WBC世界ライト級12位/日本同級2位/30戦25勝(16KO)4敗1分/八王子中屋]
   vs
加藤 善孝
[日本ライト級王者/WBC世界同級16位/東洋太平洋同級2位/34戦28勝(9KO)5敗1分/角海老宝石]

 元東洋太平洋・日本ライト級王者でWBC同級12位の荒川仁人(八王子中屋)と現日本ライト級王者の加藤善孝が62キロ契約ノンタイトル10回戦でメーンイベントを飾る。過去1勝1敗の好敵手同士が3003日ぶりに拳を交える、因縁のラバーマッチだ。

 2004年プロデビューの同期組の2人が最初の対戦したのは2005年11月の東日本新人王決勝。荒川が2―1の判定で接戦をものにし、その勢いのまま全日本新人王も制した。その後、わずか10か月で再戦が実現。2006年9月の8回戦では、今度は2―0の判定で加藤に軍配が上がった。ともに小差の判定で、3度目の対戦が期待されたが、実現するまで、実に8年の月日を要することになった。その間、2人はそれぞれの道を歩み、キャリアを積み重ねてきた。

 荒川は国内ライト級トップ戦線に食い込み、2010年4月に日本王座を、2011年10月に東洋太平洋王座を勝ち得た。その後は日本を飛び出して海外に舞台を移し、2012年11月にメキシコに乗り込み、WBC世界ライト級挑戦者決定戦に臨み、不可解な判定敗れながらも好ファイトを演じ、注目を浴びた。昨年7月には米サンアントニオで、オマール・フィゲロア(米国)とのWBC世界ライト級暫定王座決定戦にたどり着いた。これも粘り強いファイトを展開。判定で敗れたものの、その激闘は高く支持された。

 一方の加藤も荒川が返上した日本王座を2011年10月に獲得。4度の防衛を経て、2013年5月に2度の世界挑戦経験がある佐々木基樹に競り勝ち、東洋太平洋王座まで手にした。 順調に階段を登っていたが、今年1月の2度目の防衛戦で大阪からやってきた中谷正義(中谷)に不覚を取り、4年ぶりの敗戦を味わうとともに1冠と世界ランクを失った。虎の子となった日本王座は敗戦以降、2度の防衛戦を連続KOでクリアし、これまで7度の防衛を収めている。

 両者は東洋太平洋と日本王座のチャンピオンベルトを巻いた実績を持ち、さらに上の世界の頂点に目を向けている。世界的激戦区のライト級で、今回の試合はベルトこそかけられていないものの、生き残りと世界挑戦への有資格者を決める戦いと言える。

 サウスポーの荒川は距離を取りながらカウンターを狙うファイトスタイルから海外での激闘を経て、ファイター型寄りに変化した感がある。対する右の加藤は頑健な体とパワフルな攻撃で相手を飲み込んでしまう強みがある。

 8年越しの決着がかかる一戦はほぼ互角と見る。荒川はインファイトとアウトボクシングのバランスを取り、どう結果につなげるか。加藤は培ってきた小細工なしの攻撃スタイルが実力者を射抜けるか。タフネスな2人の争いは判定までもつれることだろう。ドラマのエンディングまで片時も目を離せない。
(スポーツ報知・飯塚康博)

==セミファイナル==

東洋太平洋&日本ミドル級タイトルマッチ 12回戦
淵上 誠(⇒ブログ)
[挑戦者/東洋太平洋ミドル級2位/日本ミドル級4位/30戦21勝(12KO)9敗/八王子中屋]
   vs
柴田 明雄
[東洋太平洋&日本ミドル級王者/WBC世界同級23位/32戦23勝(9KO)8敗1分/ワタナベ]

 セミファイナルもベテラン同士のリターンマッチとなった。東洋太平洋&日本ミドル級王者の柴田明雄(ワタナベ)が元王者の淵上誠(八王子中屋)を挑戦者に迎え、東洋太平洋が3度目、日本は2度目の防衛戦に臨む。

 柴田は長らく中重量級の国内戦線をリードしてきた。バスケットボールで鍛えたフットワークを生かすアウトボクシングを得意とし、2009年の19戦目で野中悠樹から東洋太平洋・日本スーパーウエルター級王座を奪取。翌年の初防衛戦でチャーリー太田に8回TKOで敗れ、王座陥落したものの、2012年に中川大資を下し、日本スーパーウエルター級王者に返り咲いて2度の防衛を果たした。

 昨年5月に東洋太平洋ミドル級王者だった淵上に挑み、9回負傷判定勝ちで東洋太平洋2階級制覇にも成功した。同8月にロンドン五輪金メダリストの村田諒太のプロ初陣で胸を貸したところ、2回TKO負けの屈辱を味わった。ここから這い上がり、その後の防衛戦2試合を判定で制し、2本のベルトを死守している。

 浮き沈みを繰り返してきた淵上は独特のリズムから長いジャブを繰り出す変則型のサウスポーで、2010年に3度目のタイトル挑戦で鈴木哲也を6回TKOで下し、日本ミドル級王座を獲得した。3度の防衛を経て迎えた2011年、当時東洋太平洋王者の佐藤幸治との王座統一戦を制し、2冠王者に輝いた。

 2012年には「ミドル級最強」のWBA王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)の4度目の防衛戦のチャレンジャーに迎えられ、夢の世界の舞台に立った。しかし3回TKOで沈められ、夢は砕け散った。世界再挑戦を望みながら柴田戦から連敗。淵上にとって、今回の再戦は背水の陣といえる。

 2人ともプロアマ大物相手の苦い敗戦を経てきた。前回の試合はスピードで上回る柴田が動いてポイントを重ねる展開だった。左の破壊力に自信がある淵上はペースを乱されながらも7回に左右フックで相手の動きを止め、打撃戦に持ち込もうとした。そこに柴田がカウンターの右フックが決まり、先制ダウンを奪い、主導権を奪い返した。9回に入り、3回に偶然のバッティングで切った柴田の右目横の傷が悪化して負傷判定となった。

 1年7か月ぶりの再戦は柴田がやや有利ではないか。村田戦敗戦後、アウトボクシングに磨きがかかり、安定感が増している。冷静な試合運びで長丁場の戦いに持ち込むのが得策。淵上はどこまで復調しているかだろう。一発はあるので、ボディー攻撃を軸にするなど、柴田の足を止めにかかる戦略が必要だ。

 一打必倒の結末もありうるミドル級。意地のぶつかり合いとともに、決着の瞬間をしっかりと見届けたい。
(スポーツ報知・飯塚康博)

==セミセミ==

日本S・バンタム級王座決定戦 10回戦
小國 以載
[日本S・バンタム級1位/WBC世界同級12位/14戦13勝(4KO)1敗/角海老宝石]
   vs
石本 康隆
[日本同級2位/BF世界S・バンタム級11位/31戦24勝(7KO)7敗/帝拳]

 次に世界に羽ばたく猛者はどちらになるか―。9月末に前王者の大竹秀典(金子)が返上したタイトルをめぐり、設定された日本スーパーバンタム級王座決定戦。WBC12位で日本1位の小國以載(角海老宝石)とIBF11位で日本2位の石本康隆(帝拳)の間で争われる。

 小國はチャンピオンベルトを再び取りに行く戦いだ。兵庫・神戸第一高、芦屋大で60戦近い豊富なアマチュア経験を持ち、2009年に神戸のVADYジムからプロデビューした。切れ味鋭い右ストレートを武器にした正統派のオーソドックス型で、デビュー7戦目で迎えた2011年11月、東洋太平洋スーパーバンタム級王者のロリ・ガスカ(フィリピン)に挑戦。戦前は不利と見られたが、2度のダウンを奪う完勝の判定で、王座奪取に成功した。

 防衛戦では元同級王者の大橋弘政、日本同級王座を返上して挑んできた芹江匡晋、再戦のガスカを退ける、堂々の結果を残した。昨年3月の和氣慎吾とのV4戦は10回終了TKOで敗れ、王座陥落した。一度は引退を表明するもすぐに撤回し、心機一転して上京。角海老宝石ジムに移籍し、現在は3連勝中だ。

 対する石本はエリート集団、帝拳ジムでは珍しい叩き上げの選手の一人だ。アマチュア戦績は19歳で出場した全日本実業団大会の1敗のみ。故郷の香川県高松市から上京し、2002年11月に帝拳ジムの門を叩き、プロデビューを果たした。

 豊富な手数で勝負するオーソドックス型で、勝ち負けを繰り返しながら、デビュー11年目の2012年2月に日本スーパーバンタム級王座を保持していた芹江匡晋に挑戦。健闘むなしく0―3の判定で敗れた。

 昨年4月に中国・マカオで元WBO世界同級王者ウィルフレド・バスケス・ジュニア(プエルトリコ)からダウンを奪う内容の判定で退ける金星を挙げ、WBOインターナショナル王座も獲得し、世界戦線に食い込んだ。今年5月にはIBF世界同級指名挑戦者決定戦に駒を進めたが、クリス・アバロス(米国)にTKO負け。今回は再起戦がタイトル戦となった。

 7歳差の2人は対照的なキャリアを持ち、過去14戦の小國に対し、石本は倍以上の31戦をこなしてきた。世界ランカー対決は小國がやや分があるか。ボクシング全体がまとまっており、巧みなジャブから右ストレートにつなぐ攻撃で距離を支配したい。やはり23歳で東洋太平洋王座を取った実力はダテではないはずだ。

 石本はアウトスタイル、インファイトどちらにも対応できる万能型。小國の出方次第だが、懐に入って相手をかき乱したいところ。ラストチャンスの執念が表に出てくれば面白くなってくる。 注目の一戦の勝者が世界への切符はつかむことになるだろう。
(スポーツ報知・飯塚康博)
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